世界的なブームと高騰による、マヌカハニー盗難激増について

■マヌカハニー窃盗被害が、なんと半年で400件越え



3月16日の国際ニュース通信社の「REUTERS ロイター」によると、マヌカハニーを中心としたミツバチが犯罪組織によって巣ごと盗まれ、取引されているという事件がニュージーランドで多発しているそうです。

世界中で優れた殺菌作用が注目されているマヌカハニーの価格は、2012年以来3倍の水準に跳ね上がっており、ニュージーランド公式統計によると、2016年6月までの1年間に、はちみつ輸出は35%増加し、3億1500万ニュージーランドドル(約250億円)に達しました。
その3分の1は、中国と香港に輸出されているというそうです。

そういった背景などから、マヌカハニーを中心としたミツバチ関連の犯罪増加を誘発しており、1月までの6カ月間に報告された盗難件数は、なんと400件に上っているとの事。
 

■ミツバチ受難時代の到来なのでしょうか…



このニュースのポイントは、窃盗被害のあった地域では「マヌカハニーが窃盗団に盗まれた」上に、マヌカハニーを生産する上で決して欠かすことのできないミツバチまでも「巣箱ごと一緒に盗難されている」という2重の被害が伴っているということです。

ミツバチたちはハチミツを作るだけではなく、イチゴやメロン、スイカなどの多くの作物の受粉に必要な存在で、その地域からミツバチが一気に消えてしまう事は、多くの作物が正しく生育できなくなり生態系までをも脅かしてしまう恐れがあるということなのです。

マヌカハニーを愛し、毎日摂取することを楽しみにしている私たちにとっても、このニュースは他人事ではないと感じています。

当店のマヌカハニーは、生産から加工までをひとつの会社で一貫して行っていますので、こういった他から流てきたマヌカハニーが入り込む余地は一切ありませんが、マヌカハニーが正しい生産過程を経て、安心して私たちの元へ届きつづけることをいつまでも願っています。