マヌカハニーにおける、UMFとMGOの違い
■どれを買ったらいいのか? 比較が難しいマヌカハニー
皆さんも、こんな経験はありませんでしょうか。
「マヌカハニーって、体に良いらしいよ」
「毎日食べることで、健康促進に繋がっていくみたい」
などの話を知人から聞き、いざネットや店頭でマヌカハニーを買おうとした時、
どれを買ったらいいか全く分からずに、とりあえず買うことを止めてしまった経験...。
マヌカハニーは普通のはちみつに比べても高額であり、ラベルにはUMF10+やMGO400、レモン味やプロポリス入りのものまで多種多様なマヌカハニーの製品が登場しています。
マヌカハニーを比較する際に、必ず確認をしておきたいもの。
それは「UMF」と「MGO」という数値についてです。
■UMFとは、「ニュージーランドUMFマヌカハニー協会認定の証」
UMFは、ニュージーランドのワイカト大学のピーター・モラン博士が発見したマヌカハニーにだけ含まれる特殊な抗菌作用を数値で表したもので、同じマヌカハニーの中でも、一部のマヌカハニーには持続性の高い抗菌活性力が含まれています。
UMF数値には、UMF5+、10+、15+、20+、25+などがあり、数値が大きいほど高い抗菌力を示し、希少性が高くなります。
UMFは、UMFマヌカハニー協会の認定を受けたものだけが表示することができ、協会ではマヌカハニーの収穫量や出荷量などを厳格に管理しているため、ニュージーランド国内でも信頼度が高い認定機関とされています。
また全世界で流通をしているマヌカハニーの中で、UMF10+以上のものはたったの15%程度しかなく、UMF10+以上のものは「アクティブ・マヌカハニー」と呼ばれ、ニュージーランドでは医療の現場でも使われている程なのです。
■MGOとは、「Manuka Health社の商標登録の証」
MGOは、ドイツのドレスデン工科大学のトーマス・ヘンレ教授が2008年に発見した抗菌性物質で、MGO(食品メチルグリオキサール)を数値で表したものです。
MGO数値も、MGO100+、MGO200+、MGO400+、MGO550+などがあり、こちらもUMF同様に数値が大きいほど高い抗菌力を示し、希少性が高くなります。
ただしMGOは、ニュージーランドのマヌカハニーメーカーであるManuka Health社の商標登録であるため、他のマヌカハニーメーカーは使用できません。
UMFもMGOもどちらもマヌカハニーに含まれる抗菌力を表すことには変わりなく、マヌカハニーを比較する際の、ひとつの大きな指標といえるでしょう。
■まず最初にマヌカハニーを選ぶ際で大切なこと
マヌカハニーはUMFやMGO、NPA、TA、MGSなどの沢山の基準企画があり、そして沢山の製品があります。
マヌカハニーはニュージランドでしか採れない「奇跡のはちみつ」と言われているだけあって、希少性が高く、安い製品でもありません。
ですので、まずはそれぞれのライフスタイルやマヌカハニーに求めるものを決めて、商品を選ぶことをオススメしています。
- 日中は会社や出先が多く、持ち運びができて簡単にマヌカハニーを取りたい方には、ハニードロップを。
- 朝起きてからや寝る前に、定期的にしっかりとマヌカハニーを取り続けて健康促進を考えられている方は、はちみつボトルタイプを。
- どうしても外せない仕事やイベントに合わせて体調管理をしっかりと行っていきたい方は、UMF15+やMGO400+以上のものを。
また各メーカーによって価格や特徴が異なりますので、メーカー毎によって食べ比べたり、レビューや口コミで比較してみることもひとつの方法かもしれません。
当店では、HoneyJapan社製のマヌカハニーのみを取扱っています。
弊社も当初、マヌカハニーの取扱いを始めるにあたって、各メーカーや製品毎の違いや特徴がわからず大変苦労をした経緯があります。
しかし各メーカーのマヌカハニー製品について、流通経路、将来展望や情熱、マヌカハニーのマーケット事情などをトータル的に判断し、HoneyJapan様の正規販売代理店をさせて頂くこととなりました。
その辺については、また別の記事で書きたいと思います。